はじめに

津久戸小PTAのご案内をさせていただきます。

津久戸小学校PTAは、全児童の全保護者と全教職員で構成されており、支え合い、協力し合うことをモットーとして「家庭と学校が一体となって津久戸教育を推進し、児童の福祉を向上させること」(会則第2条)を目的に活動しています。

皆様には、次のことをご理解いただきたいと思います。

  1. 津久戸小PTAは、子どもたちのために「家庭・学校・地域」を結ぶ重要な役割を担っています。
  2. 津久戸小PTAは、会員の皆様から納めていただいた会費で運営されています。
  3. 津久戸小PTAは、皆様のご協力とご理解のもと運営されます。

PTAには、入学があり、そして卒業があります。人が集まり、やがて散じてゆきます。

二度と同じPTAは存在しないのです。会員の皆様が、お互いに理解し合って、楽しく、活動のしやすい津久戸小PTAを作っていただくために、この小冊子をご一読くださいますよう、お願い申し上げます。

令和4年4月
津久戸小学校PTA会長 加地 洋平

PTAってなんでしょう?

■ 始まりはアメリカの母親運動

PTAは『Parents and Teachers Association』(親と先生の会)の略語です。

PTAの始まりは、19世紀末、アメリカで起こった児童福祉のための母親運動でした。

3人の子供の母親だったバーニー夫人は、幸せに育つ我が子に比べて、世の中には、親や社会から、なおざりにされた子どもたちがなんと多いことかと心を痛めました。

そして、「この世に生を受けた子どもたちは、みな我が子のように大切に育てられるべきで、母親は、もっと子どものことに関心を持ち、子どもたちの教育や福祉のために
力を合わせなければならない。」と、考えました。バーニー婦人は、協力者のハースト夫人とともに、この思いを人々に訴えました。

こうして、1 8 97 年2 月1 7日にワシントンで2 ,0 00 人以上が参加する「全国母親協議会」が開かれたのです。この会は年ごとに発展し、192 4年に「親と教師の全国協議会」となって、現在のPTAに至っています。

■ 戦後、アメリカの影響のもとに出発

日本では、終戦後の昭和21年3月、アメリカから訪れた第1次教育使節団が報告書を出し、これに示唆された文部省(当時)が翌3月、「父母と先生の会“教育民主化への手引き”」という通達を全国に配布して、PTAづくりを奨励しました。

日本のPTAは、この手引きにのっとり、全国の小・中・高校単位につくられたのです。

教育基本法、6・3・3 の学校制度などとともに、戦後の民主化教育の一環として、アメリカの強い影響のもとに誕生しました。

しかし、日本の学校には、戦前から、父兄会、後援会といった組織が盛んに活動していました。これらは、主に学校の財政、物資面に奉仕する団体でした。

そこにアメリカ流のPTAが入ってきたわけですが、日本のPTAの多くは、学校単位で在籍生徒の保護者全員自動加入制を採用したため、従来の後援会的な性格を強く残した組織となっている学校が現在も多いようです。アメリカの市民団体的PTAとは異なった特色で発展しています。

津久戸小学校PTA組織

  • 教職員は、役員またはいずれかの委員会に所属します。
  • 本年度PTA組織です。年度により変更になる場合があります。
    • 周年行事係は、活動のある年度のみ設置される係になります。
  • 新宿区立小学校PTA連合会(小P連)に属しています。
  • 小P連25 校は地域ごとに6ブロックに分かれており、津久戸小学校の属している牛込Aブロックは、津久戸、江戸川、市谷、愛日、早稲田、鶴巻の6 校で構成されています。

津久戸小PTAの主な活動例

1学期入学式出席
各委員会・各係選出・合同委員会・係会開催
ふれあいウォーク参加
PTA研修会出席
避難所運営管理協議会出席
避難所開設訓練参加
5月総会開催
運動会手伝い・牛込A地区各校運動会出席
夏休み神楽坂まつり阿波踊り≪神楽坂商店会主催≫「つくど連」の参加
ラジオ体操≪育成委員会後援≫手伝い
2学期地域レクリエーション≪育成委員会主催≫手伝い
おまわりさんとのマラソン大会≪牛込警察署主催・育成委員会後援≫手伝い
コミュニティスポーツ大会≪箪笥地区スポーツ交流会主催≫手伝い
牛込A地区親善バレーボール大会・卓球大会参加
小P連バレーボール大会参加
3学期小P連卓球大会参加
赤城神社豆まき(5年生)≪育成委員会主催≫手伝い
牛込A地区野球大会
「つくど一日体験ひろば」開催
謝恩会出席
3月総会開催
3月係会(前期朝元気係)開催
卒業式出席
通年・不定期毎月実行委員会開催・実行委員会NEWS発行
小P連会長会(年4回)・牛込A地区正副会長会(年4回)出席
箪笥地区育成委員会スポーツ・文化協議会出席
PTA会費引き落とし・管理
「PTA活動アンケート用紙」作成・管理
広報誌「いいぎり」発行
家庭教育学級開催(年1回)
全国交通安全運動協力(春・秋)
校庭開放・イベント開催
ベルマーク収集
朝の学校開放活動(朝元気)
学校・地域協働学校との調整・連携
本部役員選考

※一般的な年度の活動を抜粋しました。毎年この通りとは限りません。

津久戸小PTAのし く み

総会

津久戸小学校PTAの最高議決機関であり、すべての会員で構成されます。年2回開催され、すべての会員が出席することができます。

  • 5月総会 当年度の役員、会計監査、各委員などの就任報告を行い、前年度の決算と活動報告、当年度の予算と活動計画が話し合われます。
  • 3月総会 次年度の役員、会計監査を選出し、そのほか必要なことが話し合われます。
  • 臨時総会が開催されることもあります。
本部役員選考委員会

各学年から1名以上選び、副校長先生を加えて構成します。

例年、2学期頃から本格的活動を始め、次年度の役員候補者と会計監査候補者を推薦・選考し、3月総会で、役員と会計監査の選挙事務を管理します。本部役員選考委員会の活動は、次年度のPTA活動を円滑に進めるための選考活動全般について、公平かつ公正に行われることを前提に、PTAより一任されて行われるものであります。

従って、本部役員選考委員会には、他の委員会・係とはやや趣を異にした責任があり、また一方、我々会員には、その活動方針や活動内容を十分尊重していく必要があります。なお、本部役員選考委員会の委員長は、他の委員会の委員長とは異なり、実行委員会の構成機関(員)ではないため、議決権は無く、実行委員会へは必要に応じて出席します。

実行委員会

津久戸小学校PTAの話し合い及び実行機関であり、役員、学級委員長、学級委員、文化委員長、広報委員長、校外安全委員長、居場所学習委員長、町別委員長、副校長先生で構成しています。

原則として毎月1回話し合いをもちます。

構成員以外の会員も出席し、意見を述べることができます。(議決に参加することはできません。)

役員

役員は、3月総会で選ばれ、決定します。

  • 会 長 1名
  • 副会長 2名から5名
  • 書 記 4名(うち教職員から1名 4月以降に決定)
  • 会 計 3名(うち教職員から1名 4月以降に決定)

役員の仕事は、津久戸小学校PTAの活動計画・予算を立て、本部事務局として、記録、庶務、会計、各委員会、各行事係の調整を担当します。

  • 会長は、津久戸小PTA会員の代表として総会と実行委員会を招集し、統括します。また、特別委員会委員長を兼任することもあります。さらに津久戸小学校PTAの代表として、対外的活動を行います。牛込三中、津久戸幼稚園等の行事への出席、新宿区立小学校PTA連合会(小P連)の会合、牛込A地区ブロック(津久戸・江戸川・市谷・愛日・早稲田・鶴巻)会長会、地域各種スポーツ大会、地区行事、他小学校の各種行事への出席などのほか、PTAと地域団体の窓口をつとめます。
  • 副会長は、会長を補佐します。小P連、牛込A地区ブロックの各校との交流や合同行事の運営などのほか、地域と協力する活動もします。また、校内では実行委員会の司会、校長・副校長とのスケジュール調整、交換便のチェックと対応、行事ごとの委員や係との連絡・調整、役員会の実施(随時)、総会運営などもつとめます。
  • 書記は、実行委員会の議事を記録し、毎月「実行委員会NEWS」で活動を会員に報告します。会則、その他各種お知らせを配布し、津久戸小PTA文書の記録、管理をします。また、PTA所有物の管理をします。
  • 会計は、会員の会費引き落し処理をします。PTAの財産を管理し予算の立案をし、執行をして総会で決算報告します。
会計監査

会計監査は、3名(うち1名は教員)を3月総会で選びます。必要に応じて津久戸小学校PTAの経理状況をチェックするほか、毎年3月末に会計がまとめる決算報告を監査し、翌年度5月総会で報告します。

委員会・係
スポーツ教室・部☆★(会則第37条に基づき設立)※詳しくは各代表者まで

★剣道教室・野球教室

津久戸小児童なら誰でも参加でき、保護者の方も一緒に参加できます。年度始めに募集を行いますが、いつでも入会できます。

★バレーボール部・卓球部★

バレーボール部は、火・土曜日、卓球部は土曜日に講堂で練習しています(新宿区卓球連盟の指導員の資格を持つOBの方が親切に指導してくださいます!)。未経験者、お子様連れの方も大歓迎です。両部とも少数精鋭ながら、区の大会で活躍しています。

PTA総合補償制度

津久戸小学校PTAは、東京都小学校PTA協議会互助会のPTA総合補償制度に毎年加入しています。これは、津久戸小学校PTAが主催・共催するPTA活動に参加
中、または往復途上での事故やけが等を補償するものです。(詳細は会計までお問い合わせください。)

  1. 児童のけがや死亡に対する補償。
  2. PTA会員のけがや死亡に対する補償。
  3. 津久戸小学校PTAが、管理上の過失によって、人的・物的損害を与えた場合の賠償金支払い、PTAが借りた用具が盗難や破損にあった場合の賠償金支払いを補償。

万一、上記の事故が発生した場合は、必要な措置をとったあと、ただちに本部会計まで連絡してください。事故の様子の詳しい記録もお願いします。なお、上記以外の保険は各ご家庭の任意加入となります。

地域の協力団体・協力者について

津久戸小学校PTAは、子どもたちのために活動する次のような地域団体・個人とも協力しています。地域団体から協力要請などがあった場合は、会長に連絡してから活動してください。

牛込箪笥地区青少年育成委員会(略称:育成会)

地域住民に、青少年問題についての関心と理解を広め、青少年をめぐる社会環境の浄化と青少年の健全育成を図ることを目的とする団体です。平成13 年度に、牛込箪笥地区
青少年対策委員会から現在の形へと組織が変わりました。

保護司

法務大臣から委嘱され、犯罪者の更生支援、犯罪予防の啓蒙、地域社会の浄化などの活動をしています。

児童・民生委員

都知事の推薦によって、厚生労働大臣から委嘱されています。児童や妊産婦の保護や保健をはじめ、福祉に関する活動をしています。

牛込母の会

牛込地区の小中学校の学区ごとに支部があり、子どもたちの健全育成を図る活動をしています。毎年夏休みに、「聖明園」(視覚障害の老人介護施設)への慰問をおこなっています。

スクールコーディネーター

新宿区教育委員会の非常勤職員で、各小学校に1名おかれています。地域の青少年教育に関する活動や、生涯学習の推進・普及をおこなっています。

公益財団法人新宿未来創造財団(愛称:レガス新宿)

新宿区に在住・在勤する区民等の生涯学習活動などの推進を支援し、生涯学習社会の実現に寄与することを目的として設立されました。「放課後子どもひろば」の運営、各小中学校でおこなわれているPTAの活動での資金面への援助など、地域におけるさまざまな交流やスポーツ文化事業に大きく貢献しています。津久戸小学校PTAでは、剣道教室、野球教室、バレーボール部、卓球部などが補助を受けています。

地域協働学校(平成28 年度より指定校)

地域協働学校は、学校運営について協議し学校を支援する組織としてその地域の住民・保護者・教職員等の委員で構成する「地域協働学校運営協議会」を設置した学校です。津久戸小PTAでは、「地域協働学校運営協議会」と連携しながら活動に取り組みます。

避難所運営管理協議会

震度5弱以上の地震が発生した際、地域住民が互いに協力し合い、自主的に避難所を開設し、運営します。津久戸小PTAでは、「避難所運営管理協議会」と連携し、児童の
安全確保および避難所の開設、役割分担、運営を協力します。